デジタルサイネージ@なかもず

大阪メトロなかもず駅のデジタルサイネージ

めっちゃ久しぶりな交通広告の制作。
しかもデジタルサイネージというもので、いわば動くポスター、映像広告ですね。

会社員時代、JR品川駅コンコースで動画広告の流れる画面群がズラっと並ぶのを見て衝撃を受けた日から何年が経ったのか…ようやく我が街にデジタルサイネージがやってきた。

制作のご依頼をいただいた方から、広告のこと、Webに載せても良いというありがたいお言葉をいただいたので、最近ブログのネタに困っているワタシは早速書き込んでいる次第です。

ここは知る人ぞ知る、大阪メトロ御堂筋線の最南端、なかもず駅。

漢字で書くと中百舌鳥と書くのだが、大阪メトロでは「なかもず」とひらがな表記。接続している南海高野線のなかもず駅は「中百舌鳥」という表記。どっちでもいいけど。

大阪の上半分、とくに淀川から北に居住している大阪府民にとってはイマイチなじみのないエリアであることは確実で、「なんか、エライ南の方の、地下鉄の終点ですよね~。」とよく言われるところ。ワタシなんかはそのさらに南の和泉市というところに住んでいるのだが。

とはいえ、一日の乗降客数は75,563人で梅田駅の440,974人には遠く及ばないが、御堂筋線内で比較すれば西中島南方の65,859人を上回っている。行きかう人が多いっていう基準で言うと、四つ橋線で言えば肥後橋(71,887人)千日前線で言えば日本橋(77,683人)谷町線で言えば谷町九丁目(74,296人)という名だたる駅たちと肩を並べるレベルの規模なのだ。(2018年11月 大阪メトロ 交通調査)

デジタルサイネージ(映像広告)のデータづくり

今回のご依頼は、そんななかもず駅のほぼ真上にそびえ立つ、スポーツクラブNASさんの15秒動画のご依頼でした。スポーツクラブNASのWebサイトを見てみると、北は北海道、南は九州まで、かなりの店舗数をお持ちのようです。知らんかった~。なかもずだけやと思ってた…(^^;

依頼内容はというと、すでにある写真素材を使って、15秒で施設の内容を紹介するようなストーリーにするということがすでに決まっており、絵コンテも決まっていたのであまりデザイン的に凝る要素はなかったのですが、見た瞬間にきちんと伝わるように、文字の書体や大きさ、支給された地図データの編集などをおこない、それらの静止画像を動きのある15秒のスライド動画にしていくというものでした。

デジタルサイネージは、基本的にテレビモニターのサイズなので、画角はいわゆる16:9になってるみたいです。なかもず駅のモニターはタテ型。普段動画を作るときはヨコ型の動画を作ることが多いので、納品データはどうするんだろうと思っていたら、タテ型の動画を反時計回りに90度回転させた、横1920ピクセル×縦1080ピクセルの動画を納品せよとのこと。

やり方どないするんかな~と思って調べたら、Adobe Premire Pro で編集すれば、タテ型の動画も比較的容易にできることが判明!正直、かなり久しぶりに Premireをさわった。

その手の仕事が来ない限りさわらないから。でも、久しぶりにさわった。

けっこう楽しかった。そう。動画づくりは楽しいのです。楽しんでやれば幸せなのです。

そんなこんなで完成した動画もチェックをクリアし、無事放映の運びとなったようです。

大阪メトロ御堂筋線なかもず駅のデジタルサイネージ
大阪メトロ御堂筋線なかもず駅のデジタルサイネージ

歩く先々に画面が連続してあるから15秒間流しても、ちょっとは見てもらえるんですね~
この広告見て新規の会員さんがふえたらええな~(^^)

ちなみに写真は2019年8月のものなので、現在は別の広告が放映されてます。きっと。

広告の掲出は1か月ごとみたいです。